お金の教室【税金編】

年末調整って何のためにやってるの?

前回の記事☟から税金編をスタートしました。前回の記事ではサラリーマンの税金編として給料から差し引かれている税金について解説させていただきました。その中で年末調整に意味について簡単に触れましたが、今回は年末調整についてもう少し詳しく解説していきたいと思います。

当たり前だけどちゃんと知っておきたい税金のこと~サラリーマンの税金編~タイトルにある通り私たちは生活の中で税金と当たり前のように関わっているので、当然理解しているつもりになっています。 しかしながら、...
<この記事でわかること>
・年末調整で提出しているのは所得控除の申告書類
・年末調整では申告できない控除もある!

 

年末調整は年に1回の所得税の清算!

kurisan
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まずは簡単に前回の復習をしていきますね!

〇給料から天引きされている税金

・所得税→その年の所得に対して概算で源泉徴収

・住民税→前年の所得によって計算された税額を特別徴収

年末調整とは概算で給与天引きされていた所得税と控除などを加味して正しく計算された税額との清算手続きのこと

住民税は年末調整後の源泉徴収票をもとに地方自治体が税額を計算して、翌年の6月から新しい住民税額で給与天引きが始まります。

そしてみなさんがイメージされている年末調整とはまさに所得税の清算手続きの事です!

このあたりの詳細については上記のリンク記事を参考にされてください。

年末調整で提出する書類の意味

kurisan
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では具体的に年末調整について解説していきますね!

所得税の清算手続きとは具体的には様々な「控除」を申告することで正しい課税所得金額や所得税額を計算し、「源泉徴収した税額<正しい税額」であれば不足額を徴収し、「源泉徴収した税額>正しい税額」であれば超過額が還付されます。

beginner
beginner
年末調整では必ず所得税が還付されるわけではないんですね!
kurisan
kurisan
還付されることがほとんどなので、勘違いされている方もいらっしゃいますがあくまで調整なので場合によっては追加徴収となることもあります!

そして、「控除」を申告するために必要なものがみなさんが毎年会社から渡されている書類です。年末調整の際に必要な書類は以下の3つです。

①給与所得者の扶養控除等(等)申告書

②給与所得者の基礎控除申告書兼給与所得者の配偶者控除等申告書兼所得金額調整控除申告書

③給与所得者の保険料控除申告書

beginner
beginner
漢字がずらずら並んで既にお手上げです¯\(°_o)/¯
kurisan
kurisan
そうですよね(笑)こんな書類を何の説明もなく締め切りと記入見本だけ渡されても意味不明ですよね💦

これらを説明していく前にまずはサラリーマンの所得税の基本的な計算の仕組みを理解しておきましょう!

つまり、年末調整の上記の3つの書類は所得控除を申告するための書類ということです。

控除には「所得控除」と「税額控除」があります。所得控除は所得金額から差し引くものですが、税額控除は税額から直接差し引くので税の軽減効果が非常に高いものになります。税額控除の代表的なものには「配当控除」や「住宅借入金等特別控除(住宅ローン控除)」があります。

それでは上記の年末調整の書類がどのような所得控除の申告に必要な書類なのかを説明していきます。

①給与所得者の扶養控除等(等)申告書

この書類は扶養控除障がい者控除寡婦(寡婦)控除orひとり親控除勤労学生控除の申告をする際に必要な書類です。

②給与所得者の基礎控除申告書兼給与所得者の配偶者控除等申告書兼所得金額調整控除申告書

この書類は基礎控除配偶者控除配偶者特別控除所得金額調整控除を申告するための書類です。

③給与所得者の保険料控除申告書

この書類は生命保険料控除地震保険料控除社会保険料控除小規模企業共済等掛金控除を申告するための書類です。ちなみにiDeCoは小規模企業共済等掛金控除に該当します。

住宅ローン控除適用2年目以降の方は上記の書類と合わせて「給与所得者の住宅借入金等特別控除申告書」の提出が必要です!

beginner
beginner
所得控除ってこんなにたくさんあるんですね💦
kurisan
kurisan
そうなんです!このような控除で該当があるものを漏れなく申告しなければ本当は払わなくてよかった税金を払うことになるんです!

それぞれの控除について一つ一つ解説するとかなり長くなるので別の記事で控除についてはまとめて詳細を解説したいと思います。今回はこのような所得控除を申告するための作業なんだということを理解していただければと思います。

年末調整の対象にならず確定申告が必要な方・確定申告をした方がいい方

kurisan
kurisan
次に該当する方は年末調整の対象にならず確定申告が必要な人または確定申告をした方がよい方なので理解しておきましょう!

〇確定申告が必要な方

〇給与収入が2000万円以上

〇2つ以上の会社から給与収入がある(2か所目以降の給与が20万円を超えるとき)

〇給与所得・退職所得以外の所得が20万*を超える *収入から必要経費を差し引いた金額

〇同族会社の役員で会社から貸付金利息や家賃を受け取っている

〇確定申告をした方がいい方

〇年の途中で退職して年末調整を受けていない

〇年末調整の対象外の控除を申告したい(雑損控除・医療費控除・寄付金控除・住宅ローン控除*) *住宅ローンを組んで1年目の方

〇マイホームの売却や株の売買などで赤字がでた(損益通算や繰越控除が出来る場合がある)

確定申告が必要な方は必ずしなければいけないのですが、確定申告をした方がいい方は別にしないからと言って問題があるわけではありません。

ただし、該当する方は確定申告をした方が税金の還付を受けられる可能性が高いものですので、もし該当するものがあれば申告するようにしましょう!

まとめ

年末調整のまとめ

〇年末調整とは所得税の清算手続き

〇年末調整で行うのは各種「所得控除」の申告手続き(住宅ローン控除は税額控除)

〇年末調整では申告できない控除もある

beginner
beginner
毎年何気なくやっていた年末調整だけどすごく大切な事なんですね!
kurisan
kurisan
そうですね!税金を払うのは国民の義務ですが、知らないことで払わなくていい税金を払うのはもったいないですからね!

 

いかがでしたでしょうか?今回は年末調整について解説さえていただきました。年末調整や確定申告をしっかりと行って正しい税額を納めるようにしましょう!

それぞれの控除についてなどは出来るだけ早く別記事でまとめたいと思いますので少々お待ちください🙇‍♂️

では今回はこの辺で(@^^)/~~~

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