みなさん今保険料がゼロ円のがん保険があるのをご存じですか?
という事で今回はわりかんがん保険について解説していきたいと思います!
・わりかんがん保険の仕組みと特徴
わりかんがん保険とは?
わりかんがん保険とは「株式会社justInCase」が提供するP2Pがん保険です。
つまり、わりかんがん保険では加入者の中でがんになった人がいれば加入者全員でその支払い分をわりかんして、がんになった人がいなければ保険料はゼロということです!
保険とはもともと相互扶助(助け合い)の仕組みですが、まさにその仕組みをそのまま商品にしたのがわりかんがん保険です。
一般的な保険は年齢・性別などによって保険料を計算し前払いで徴収します。支払事由に該当すると保険金・給付金が支払われるが、集めた保険料より支払いが少なかった場合の差額は保険会社の利益となる。(一部配当などで還元)
わりかんがん保険の内容
保障内容 | 上皮内がんを含むすべてのがん |
給付金額 | 一律80万円 |
保険期間 | 1年間 |
保険料(20歳~39歳) | 0円~500円(上限) |
保険料(40歳~54歳) | 0円~990円(上限) |
保険料(55歳~74歳) | 0円~3190円(上限) |
〇保険料の推移
20歳~39歳 | 40歳~54歳 | 55歳~74歳 | |
2020年2月 | 0円 | 0円 | 0円 |
2020年3月 | 0円 | 0円 | 0円 |
2020年4月 | 0円 | 0円 | 0円 |
2020年5月 | 0円 | 0円 | 0円 |
2020年6月 | 0円 | 0円 | 0円 |
2020年7月 | 0円 | 0円 | 0円 |
2020年8月 | 0円 | 990円 | 3190円 |
2020年9月 | 0円 | 0円 | 0円 |
2020年10月 | 0円 | 990円 | 0円 |
保障内容は一律80万円の給付と至ってシンプルでわかりやすい内容となっています。また保険料の上限も設定されているので後払いとはいえ安心感があると言っていいでしょう。
保険料は見ていただく通り若年層の加入者の方はは未だにずっと”ゼロ円”です!まさにゼロ円がん保険ですね!
40歳~54歳の加入者の方はは2回保険料の支払いが発生していますが月平均にすると220円。55歳~74歳の加入者の方は1回保険料の支払いが発生して月平均にすると約355円です。
もちろんまだまだ始まったばかりの保険ですが今のところはすごく低水準な保険料と言えるのではないでしょうか。
わりかんがん保険の注意点
わりかんがん保険は上記で説明したようにP2P保険という仕組みですが、P2P保険は海外では既に先行事例があるもののまだ日本では認可されていません。
そのため規制緩和の「サンドボックス制度」というものを利用して実証実験として国内初のP2P保険として販売されているものです。期間は2020年1月末~2021年1月末までとなっています。
実証実験の結果次第で仮に実験が打ち切りとなった場合、すで加入されている方は契約期間の1年間までの保障となります。もちろん実証実験によってこの仕組みが問題ないと評価されればそのまま更新して継続することが可能です!
がん保険については以下の記事でも述べましたが、高額療養費等の制度やある程度の貯蓄があれば基本的には必要ないかなと考えています。

しかしながら、まだ貯蓄がまだあまりない若い方などで不安な方は掛捨ての安いがん保険で備えながら貯蓄をしていくことをおすすめします。
そして、そのような方にはわりかんがん保険はとてもおすすめでしょう!
見ていただいた通り40歳未満の方は今のところ保険料はずっとゼロ円です。掛捨てどころじゃありません!
まだ実証実験の段階ですが、個人的には実証実験が認められこのような仕組みの保険を選択肢として選べるようになって欲しいと思っています!
ということで今回はわりかんがん保険について解説させていただきました!
今後が非常に楽しみですね!
では今回はこの辺で(@^^)/~~~