お金の教室【保険編】

保険見直し【死亡保険Part1】

固定費の見直しで保険の見直しを検討されている方も多いと思います。今回の投稿から保険の見直しシリーズとして保険種類ごとに見直しのポイントや保険選びのポイントをお伝えしていきたいと思います。今回は保険見直し編第1回として死亡保険の見直しのポイントをお伝えしていきたいと思います。

保険の見直しのポイント

具体的に死亡保険の見直しのポイントを説明する前に、まず簡単に以前にもお伝えした保険の見直しのポイントを整理したいと思います。

保険見直しのポイント

①生活に困窮してしまうようなリスクとは何かを把握する

②そのリスクに対しての公的保険のカバー範囲を確認する

③それでも不足分があれば保険でカバーする

詳細についてはこちらの投稿をご覧ください☟

保険の考え方なぜ保険に加入するのか? 支出を見直してみませんか?の記事を読まれた方は固定費の見直しとして保険を見直したいと思われた方は多いと思いま...

要は必要以上に保険を掛けすぎないことが大切だよ。という事ですね。

要点に記載したポイントを守って保険を見直していく手順は以下の通りです。

①保障の目的をはっきりと把握する

②「必要保障」がいくらなのか把握する

→保障の目的、家族構成や資産状況、働き方などによって異なる

③「準備済みの資金」がどれくらいあるのか把握する

→預貯金や公的保険など

④「必要保障」-「準備済みの資金」で不足があり、保険がない場合生活が困窮してしまうようなリスクであれば保険を検討する

⑤商品選択

どんな保険を検討するうえでも基本はこんな感じです!もちろん細かく計算できない部分もあったりしますが、この考え方を理解していないと保険に入りすぎ、もしくは備えるべきところが足りていないなんてことになりかねませんので、理解しておくべきポイントとなります。

では具体的に死亡保険の見直しのポイントを見ていきましょう!

死亡保険の目的は?

まず死亡保険とは、保険契約者(厳密にいえば保険の対象になる人)が亡くなってしまった場合に、受取人(多くの場合は遺族)に保険金が支払われる保険の事をいいます。一般的に生命保険というとこの死亡保険をイメージされると思いますが、死亡保険は生命保険の1つの種類になります。

契約者:保険契約の権利を有する人

被保険者:保険の対象となる人(この人の死亡や病気などが保険の対象になる)

受取人:保険金を受け取る人

保険金:保険会社から受取人に支払われるお金

保険料:保険の費用として、契約者が保険会社に支払うお金

保険には専門用語がたくさんありますが、最低限これくらいは覚えておきましょう!

話を戻しまして、では死亡保険の目的ってどのようなものがあると思いますか?保険に加入を検討される際によくこのような言われ方をすることがあります。

保険検討中の方
保険検討中の方
残された家族に迷惑をかけたくないので保険に入りたい

お気持ちとしてはその通りですし、目的として家族の為という点も正しいと思います。

しかし、もう少し目的をはっきりとさせる必要があります。

死亡保険の加入目的としてよく言われているのが以下の2つです。(保険会社もしくは保険販売する側からすれば)

①死後の整理資金

②残されたご家族の生活費

では一つずつみていきましょう。

死後の整理資金

この言葉ですが、保険業界にいたことがある私であればすぐにピントきますが、何のことだろうと思われる方もいらっしゃると思います。

死後の整理資金とは要は「お葬式代」の事です。

よくお昼のCMとかでも

女性
女性
残された家族に迷惑をかけたくない!お葬式代くらいは備えたいわ~!
男性
男性
そんな時にはこれ!〇〇生命の〇〇保険!万が一の時には〇〇万円、保障も一生涯つづいて安心です!この保障で保険料は月々たったの〇〇円!

みたいなCM見た事ありませんか?(笑)

死後の整理資金はいくら必要?準備済み資金は?

死後の整理資金については、色々な金額が出されていますがよく言われているのはだいたい200万円くらいです。これは、日本消費者協会や金融広報中央委員会などが葬儀費用についてのアンケート行った結果が約200万くらいだったことを根拠としています。

しかし、これはあくまで平均であって、現在ではお葬式のスタイルも多様化してきており、家族葬なども一般的になってきました。当然家族葬であれば費用は安くなり、数十万円でもお葬式は可能です。これについてはご遺族や故人の遺志が尊重されるべきで、何が正しいというものではありません。

ここでは平均である200万円を葬儀費用の必要保障額として考えてみましょう。

次に考えるべきは準備済みの資金です。

まず公的保険についてですが、基本的に公的保険からお葬式費用として支払われるものはありません。

※埋葬料として数万円支払われるものや遺族年金(目的が違うため)はここでは含めません。

準備済み資金のもう1つは預貯金です。お葬式代を保険で備えたいと思われる方の多くは預貯金の存在を忘れていらっしゃるケースが非常に多いです。

一般的にお葬式代を保険で備えたいというニーズは60代以上の方が多く、そのほとんどの方がある程度の貯蓄をされている方が多いのです。そういった方はそもそも保険でお葬式代を準備する必要性がないのです。

死後の整理資金は保険で準備するべき?

今まで説明してきたことを整理すると以下のようになります。

要点整理

・死後の整理資金とはお葬式代のこと

・お葬式代の平均は約200万

・預貯金があれば保険は不要

では、預貯金があまりない場合はどうでしょうか?仮に預貯金が0円と仮定した場合

「必要保障額200万」ー「準備済み資金0円」=200万←この金額が残された家族の生活を困窮させてしまうほどのものかどうかということになります。

預貯金があまりないケースの多くは社会人になって日が浅い若い世代に多いかと思います。その場合、必ず200万円の保険に加入に入るべきかどうか?

私の答えは「ノー」です。若い方がそもそも死亡するリスクは極めて低い確率です。そして、働きだしたばかりの20代の方であれば、恐らくご両親もまだ現役でお仕事をされていらっしゃるでしょうし、それなりの貯蓄も出来ていると思います。

つまり、保険で準備するべきほどのリスクではないというこです。むしろ保険に入るよりもしっかりと貯蓄をしていく癖をつけるべきでしょう!

また、高齢の方でもあまり貯蓄がないという人もいらっしゃると思いますが、そのような場合でも、お子様がある程度の資産があれば準備不要でしょうし、お子様に迷惑をかけたくないという事であればご相談をして家族葬にすることを話し合っておくことも方法でしょう。

このように死後の整理資金については、必ずしも保険でカバーする必要性は低いと思います。むしろ保険でカバーする必要性があるケースはあまりないのではないかと思っています。

結論

     死後の整理資金は保険でカバーする必要性はなし!

これはあくまで私の出した結論です。もちろん様々な状況がありますので結論よりも結論に至るまでの考え方を是非参考にしてください!

保険の商品選びはそれからになりますが、今回は保険でカバーする必要性なしということで商品の選び方は省略します。

もしご希望があればコメントやお問合せホームよりご連絡ください!!ご要望があれば別途投稿していきたいと思います。

ということで、長くなってきましたので今回はここまでにしておきます。次回は「死亡保険Part2」として残された家族の生活費への備えについて投稿していきます!

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