お金の教室【保険編】

おすすめの医療保険は?

そもそも医療保険については公的医療保険とくに高額療養費制度を考えれば最低限の貯蓄をしていれば加入の必要性はないと考えています。詳細については以前の記事で解説していますので参考にされてみてください☟

保険見直し【医療保険】多くの方が加入している医療保険。すすめられるがままに加入されていませんか?この記事では医療保険見直しのポイントをお伝えします!...

しかしながら、現在貯蓄がほとんど出来ていないとか、理屈はわかるけど不安だから医療保険には加入しておきたいといった方もいらっしゃるでしょう。

そこで今回は医療保険に加入するならという前提でおすすめの医療保険を紹介したいと思います。

<この記事でわかること>
・民間の医療保険の特徴
・共済の医療保険の特徴
・おすすめは共済の医療保険!

 

民間の医療保険の主流は終身医療保険

kurisan
kurisan
まずは民間の医療保険の特徴について説明していきますね!

現在、販売されている医療保険の多くは「終身医療保険」と呼ばれる商品です。

終身医療保険とは保障が一生涯ずっと続く医療保険のこと
beginner
beginner
保障が一生涯続くなら安心ですね!
kurisan
kurisan
そうですね!ただ一生涯保障が続くのは終身医療保険のメリットでもありデメリットでもあります
beginner
beginner
デメリットになる??
kurisan
kurisan
では終身医療保険についてもう少し詳しく見ていきましょう!

〇終身医療保険の特徴

・保障が一生涯継続する

・加入時の年齢で保険料が決まりその後保険料が変わらない

大きな特徴としてはこのようなところでしょう!

以前は医療保障は死亡保険の特約として付加されていることが多く、その場合最長で80歳までで保障が終わってしまっていました。また、大手生命保険会社のパッケージ型の保険(死亡・医療・がんなどが一つのパッケージになっている保険)では10年更新タイプと言って、10年ごとにその時の年齢で保険料が再計算され、どんどん保険料が上がっていくという商品が主流でした。

つまり、このような従来型の保険のデメリットを解消したのが終身医療保険なんです。

「保障も一生涯で保険料も一切あがりません!」ので安心ですね!

と、保険を販売する側になってお伝えしてみました(笑)

もちろんこれはその通りなんですが、もう少し正確に終身医療保険を理解する必要があります。

〇終身医療保険で考えるべきポイント

・30年後や40年後に現在の医療保険の保障で大丈夫なのか?

・「一生涯」の保障を持つという事は「一生涯」分のリスクの保険料を支払っているということ

まず考えなければいけないのは終身医療保険はあくまで「現在」の状況に合わせた医療保険であるということです。

例えば、30年前の医療保険とはどのようなものだったかご存じですか?

先ほども申し上げましたが、医療保険はあくまで死亡保険に付加する特約でした。そしてその支払いの要件は「継続して20日以上入院したら1日5000円」とか「手術は約款に定めたものに該当したら支払う」といったものでした。そして医療特約は最長で80歳までしか継続できませんでした。

これは「当時」「平均入院日数が長かった」ことや「平均寿命が80歳くらいだった」ことから考えれば妥当なものだったのでしょう。

しかし「現在」はどうでしょうか?医療の進歩などにより「平均入院日数はどんどん短く」なり「以前はなかったような手術」が出来るようになったり「平均寿命は80歳を超えている」状況です。

つまり、もし30年前の医療保険を大事に持っていたとしても役に立たないかもしれないということです。

「現在」の医療保険は「入院1日目から保障」され「手術は健康保険制度に連動」していて「保障も一生涯」続くので見事に現状にフィットしています。

しかしながら30年後40年後の「未来」にこの状況がフィットするかどうかは不明です。もしかしたら入院なんてほとんどしないかもしれません。さらに医療が進歩して手術もしなくなりほとんどが薬で治る時代がくるかもしれません。

これはあくまで想像でしかありません。しかし、30年前から現在の進歩を見れば現在から30年後に何の進歩もないとは考えにくいと私は考えています。

次に、保障が一生涯続くという事は一生涯分のリスクに対して保険料を支払っているという事です。簡単に言うと「保険料が高くなる」ということです。

医療保険単体で考えるのでそんなに高くないように感じるかもしれませんが、仕組みで言えば一生涯の保障をすれば将来のリスクに対しても保険料を負担するので、保険料が高くなります。

beginner
beginner
なるほど!そう考えると終身医療保険が万能!というわけでもないですね
kurisan
kurisan
そうなんです!物事には常にメリット・デメリットがありますのでしっかりと理解する必要がありますね!

共済の医療保険

kurisan
kurisan
では医療保険のもう一つの選択肢として共済について説明していきますね!
共済とは協同組合などが運営する相互扶助の保険システムのことで、代表的なものが都道府県民共済やこくみん共済などがあります

組合員による相互扶助システムなので基本的には民間の保険と大きな違いはありません。1つだけ大きな違いがあるとすれば都道府県民共済やこくみん共済は「非営利組織」が運営しているという事です。

「営利」を目的としている場合、保険金の支払いや運営にかかる費用を収入が上回って余剰が出た場合はその企業の「利益」となります。

しかし「非営利組織」の場合「営利」を目的としていないので、余剰が出た場合には契約者に「割戻金」として還付されることになります。つまり、私たちは本当に必要最低限の負担のみで保障を買うことが出来るという事です。

では共済の医療保険の特徴を見ていきたいと思います。今回は都民共済を例に見ていきたいと思います。

〇都民共済(入院保障型)のポイント

・掛金は一律2,000円

・保障期間は65歳まで(最長で85歳まで)

・60歳~65歳は保障が少なくなる

・余剰が出た場合には「割戻金」がある

では具体的に以下の商品で民間の医療保険と保険料などを比較してメリット・デメリットをまとめていきたいと思います。

民間の医療保険…オリックス生命「医療保険キュア」

都民共済…「入院保障型」

入院 手術 保険料 保障期間 割戻金
キュア 1日10,000円 (入院中)20万

(外来)5万

30歳男性

2500円

一生涯 なし
入院保障型 1日10,000円 (手術の種類によって)

2.5万・5万・10万

18歳~64歳

一律2,000円

65歳まで 2019年度

8,954円

※入院保障型にはその他にいくつか保障がありますが、わかりやすく入院・手術のみ比較しています。

保障に関しては手術の支払いが違うくらいでさほど大きな差はありません。比較のポイントは保険料保障が一生涯か65歳までかという点でしょう。

メリット デメリット
民間の医療保険 保障が一生涯継続する 保険料が高い
共済の医療保険 保険料が安い 保障が65歳まで

おすすめは共済の医療保険!

民間の医療保険・共済の医療保険の特徴や比較を見てきましたが、結論としては「共済の医療保険」の方がおすすめでしょう!

おすすめの理由としては以下の通りです。

・保険料が安い(2019年度の割戻金で計算すると実質1,254円/月)

・保険料が一律

・65歳までに貯蓄をすれば問題なし

※割戻金がない場合もあります。

まず大前提として医療保険は公的医療保険の補完であるということ、基本的には貯蓄で賄えるということです。

つまり、医療保険を検討すべき人は現在「貯蓄がない人」です。そのような方は出来るだけ安い掛金で最低限の保障を準備して家計を改善し早く貯蓄をすることが大切でしょう!

また、保険がないと不安という方も最低限の医療保障を持つのにわざわざ高い保険料を払う必要はありません。

保障が一生涯でないというところも、終身医療保険が将来役に立つかわからないという点を考慮すれば安い保険料で65歳までの医療保障を準備しながら65歳までに貯蓄をすることがおすすめでしょう!

beginner
beginner
あくまで公的医療保険の補完ということですね!
kurisan
kurisan
そうですね!公的医療保険の補完を預貯金で出来るまでの繋ぎのような考え方ですね!

いかがでしたでしょうか?

預貯金がまだ少なくて不安な方や医療保険がないと不安という方も、保険だけに頼っていては高い保険料だけを支払って将来役に立たなくなるかもしれません。最低限の保障を準備しながらどんな状況になっても利用できる「預貯金」を準備することが大切でしょう!

今回は都民共済(都道府県民共済)で比較しましたが、残念ながら県によっては県民共済がない場合もあります。その場合はこくみん共済などを検討してみてもよいでしょう!

また、大きな企業であれば会社の団体共済などもあります。定年まで安い団体共済に加入するというのも方法ですので是非確認してみてください♪

では今回はこの辺で(@^^)/~~~

 

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