「ペット保険」ペットと一緒に暮らされているみなさんは一度は検討されたんではないでしょうか?
またペットをお迎えした際にペットショップなどからおすすめされたという方もいらっしゃると思います。
私も栗太郎をお迎えするまではペット保険について詳しく考えたことはなかったのですが、栗太郎をお迎えすると決まったときに改めて色々と勉強しました。
ということで今回は大切なペットのためのペット保険について考えていきたいと思います!
・ペット保険の特徴
・ペット保険は必要なのか?
Contents
ペット保険の特徴
ではまずペット保険を考えるにあたってポイントや特徴を見ていきたい思います。
①ペットの治療費は全額自己負担
②ペットの治療費
③補償の内容
①ペットの治療費は全額自己負担
私たちは健康保険制度によって窓口での負担は一般的に3割負担ですし、もし入院・手術などで治療費が高額になっても高額療養費制度がありますので1か月あたりの治療費は10万円程度で済むことになります。
そして当たり前ですがペットには私たちのような健康保険制度はありません。つまり病院でかかる治療費は全額自己負担になるということです!
ですので私たち人間よりも治療費としての負担は大きくなる可能性があります。
②ペットの治療費
ペットにかかる治療費は自由診療であり動物病院によって異なるため事前に把握する事は難しいものですが、例えばアニコム損保というところのアンケート調査では年間にかかる治療費として犬の場合で約45,000円・猫の場合で約24,000円という結果が出ています。
あくまで平均費用ですのここまでかからないこともあれば、これ以上かかる方もいるでしょう。
③補償の内容
ペット保険を加入するうえで補償範囲を正しく理解することも大切です。全額自己負担だからとりあえず加入しよう!となる前にまずは補償範囲について正しく理解しましょう。
〇補償の内容
ペット保険については基本的にペットの病気やけがでの「入院・手術・通院」が補償の対象となります。
個々の保険商品に触れることが出来ませんが、ペット保険の特徴をいくつか挙げておきますので検討される際は参考にされてみてください。
・保障の割合が50%・70%・100%など商品により異なる
・支払いの免責金額がある(1回3万円未満の治療費は支払い対象外など)
・1日(1回)の支払い上限がある(1回の手術で10万円までなど)
もう一つ大切なことは何が補償になるかということよりも何が補償とならないかという事です。
〇補償対象外の代表例
・ワクチン代などの予防に関する費用
・避妊・去勢手術費用
・歯石取りなど病気・ケガにあたらないもの
他にも病気やけがによっては補償の対象外となっているものがありますので、しっかりと確認する必要があります。
例えば、栗太郎はチワワだったのでパテラ(膝蓋骨脱臼)が心配だったのですが、意外とパテラを補償の対象外にしている保険会社が多くてびっくりしました。犬種によってかかりやすい病気などがあったりするのでそういったものが補償の対象になるかどうかはしっかりと確認する必要があると思います。
ペット保険は必要か?
基本的にはある程度の貯蓄があればペット保険は加入しなくてもよいでしょう!
例えば先ほどのアンケート結果を参考にすれば、犬の場合の年間の治療費の平均は約45,000円ですので、仮に45,000円の治療費が毎年15年間かかったとして675,000円です。
どんな保険でもそうですが、加入する際に考えることはそのリスクが起こったときに生活に困らないかどうかです!
ですのである程度の貯金があったり、毎年の治療費で45,000円程度かかっても生活に困るようなことがなければわざわざペット保険に加入する必要はないでしょう!
とはいえ、これはあくまでアンケートによる平均値ですので実際にはどれくらいの治療費がかかるかはペットにより異なりますのでその点はご注意ください
実際に私の周りには内臓の疾患や足の病気などで一回に数十万円から100万円近い治療費がかかったという方もいらっしゃいます。そして今でも通院や投薬などをずっと続けられているのでさらに費用はかかっていらっしゃいます。
私たち人間は高額療養費制度があるので、どんな病気でも基本的な治療が少ない負担で受けることができます。
しかし、ペットの場合は病気によっては治療費がかなり高額になるケースも考えられます。ですので私たちの医療保険のようにペット保険は不要!と一概には言えないというのも事実です。
もちろんそのようなリスクも含めて生活防衛資金として準備していれば保険は必要ないでしょう!
最後に
以前に以下の記事を投稿しました☟

ペットの命を守るのは家族として迎え入れた私たちの責任です。
最も大切なことはペット保険に入る入らないに関わらず「お金」という理由で治療を諦めるようなことだけはしないということです。
ペットには選択する自由はありません。必ず飼い主に選択を迫られます。その時に「お金」という理由で治療をしないという選択肢をとるようなことがないことを切に願います。
そのための手段が貯金なのか保険なのかは全く問題ではありません!
自分の家計にあった手段でしっかりと備えておきましょう!
そして何よりみなさんの大切な家族であるペットが健康でいられること、そして一日でも長く一緒に過ごされることを祈っています!

今回はペット保険について解説させていただきました。これからペットをお迎えされる方もすでにペットと一緒に暮らしていらっしゃる方も参考にしていただければ幸いです。
では今回はこの辺で(@^^)/~~~