お金の教室【保険編】

学資保険は必要?!

お子様がお生まれになられた方、これからお生まれになる方は検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

beginner
beginner
もうすぐ子どもが生まれるけどおすすめの学資保険ってありますか?親からも勧められるしな🤔
kurisan
kurisan
そうですね。お子様の将来のために少しでも積立をしておきたいですよね!ただ、学資保険はあまりお勧めしません!
beginner
beginner
そうなんですか?!子どもが生まれたらみんな入っているものだと思ってました💦
kurisan
kurisan
確かにご加入されている方は多いと思います。ただ現在は学資保険に加入する魅力は少ないと思うので、その辺について詳しく説明していきますね!

という事で今回は学資保険の仕組みや必要性について解説していきたいと思います。

<この記事でわかること>
・学資保険の仕組み
・学資保険がおすすめではない理由

 

学資保険とは?

kurisan
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それではまずは学資保険の仕組みや特徴から説明していきます!

学資保険とは「お子さまの将来の教育資金のために積み立てていく保険」ということはみなさんご理解されていらっしゃると思います。いわゆる積立タイプの保険です。

ですので決まった期間(お子様が18歳になるまでなど)保険料を支払うと契約時に定めた学資金が受け取れるというものです。

また、学資「保険」ですので、保険としての機能もあります。それは保険料払込期間中(積立期間中)に契約者(通常は両親のいずれか)が万が一死亡してしまった場合、保険料の払い込みが免除され、その後満期時にも学資金が支払われるという仕組みになっています。

では簡単に学資保険雄メリット・デメリットをまとめます。

メリット

・払込保険料以上の学資金が受け取れる

・契約者が万が一の時、保険料が免除される

デメリット

・保険料払込期間中は元本割れする

beginner
beginner
そんなに悪くない気がするんだけどな??
kurisan
kurisan
そうですね!もちろん学資保険の仕組み自体は悪いものではないと思います。問題は積立としていいのか?という点です。

次からはそのような点について説明してきたいと思います。

学資保険の返戻率

kurisan
kurisan
次に学資保険の返戻率について説明していきます。

例)毎月の保険料20,000円・保険料支払期間18年・満期時の受取額475万円

受け取った金額475万÷支払った金額432万(20,000円×12か月×18年)×100

返戻率110%

このように保険商品は返戻率で表示されています。

そして現在販売されている学資保険の返戻率は良いもので105%ほどです。

学資保険の相談に行くと「学資保険の中で返戻率が高い商品」を勧められます。

しかし、大切なのは他の金融商品と比較して学資保険が魅力的な商品なのかどうかということです。

学資保険VS預金VS投資

kurisan
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では学資保険が他の金融商品として比較してどうなのかを検討していきたいと思います。

今回比較対象とするのは「預貯金」「積立投資」です。

条件としては、学資保険の返戻率は105%で計算・18歳までの18年間積立・毎月の積立は20,000円(積立累計432万)・預金の金利は0%・積立投資の期待利回り3%

〇学資保険VS預貯金

・18歳時点での受取額

学資保険:453万(432万×105%)

預貯金:432万

当たり前ですが、預貯金の金利は0%なので学資保険の方が受取額が大きくなります。

その他のメリット・デメリットとしては

学資保険は契約者死亡時の払込が免除されるが、預貯金は免除されない。

預貯金は元本割れはしないが、学資保険は払込(積立)期間中は元本割れする。

〇学資保険VS投資信託

・18歳時点での受取額

学資保険:453万(432万×105%)

積立投資:571万(利回り3%の場合)

積立投資の利回りが3%の場合は圧倒的に積立投資の方が有利です。

ここで疑問に思われると思うのが学資保険の利回りってどれくらいなんだろう?というところです。

学資保険などの保険商品は先ほど見ていただいた返戻率でしか表記されていませんので、他の金融商品と比較する際には利回りがどれくらいかに換算しないと比較がよくわかりません。これが保険が他の金融商品と比較しづらい理由の一つです。

これについてはエクセルのRATE関数を使えば簡単にできますので、もし自分で計算されたい方は使ってみてください。

ちなみに今回のケースで言うと学資保険の利回りはなんと0.54%です!

beginner
beginner
預貯金と比べたら全然いいと思ったんですけど、利回りってそんなに低いんですね💦
kurisan
kurisan
そうなんです!思ったより低いですよね!
beginner
beginner
でもそう考えたら利回り3%だと結構積極的に運用しなければいけないんじゃないんですか?
kurisan
kurisan
もちろん投資ですので、リスクがありますが利回り3%を想定した資産配分はこんな感じです。

出典:「myINDEX マイインデックス」

あくまで過去のデータを参考にした資産配分と期待リターンですが、みなさんが思ったより手堅い資産配分だと感じられるのではないでしょうか?

ではその他のメリット・デメリットについてですが、

学資保険は契約者死亡時の払込が免除されるが、積立投資は免除されない。

学資保険は払込(積立)期間中は元本割れするが、満期時の受取額は約束されている。

積立投資は受取額が変動する。大きくプラスになるケースもあれば元本を割れるケースもある。

学資保険が不要な理由

kurisan
kurisan
学資保険の仕組みや他の金融商品との比較はご理解いただけましたか?
beginner
beginner
はい。それは理解できたんですけど学資保険が不要とまでは思えないんですが…?
kurisan
kurisan
そうですよね。最後にその点について説明していきますね!

まず先に結論をお伝えするとこんな感じです。

学資保険が不要な理由

①死亡保険を検討する際に教育費も加味しているはず

②利回りが低すぎる

③15年~18年は中長期な運用になる

④リスク商品が嫌であれば預貯金で十分

①についてですが、先ほどの比較の際に預貯金や積立投資に比べて共通して学資保険のメリットとなったのが「契約者死亡時の払込免除」です。しかし、そもそも死亡保険が必要である場合はすでに掛捨ての死亡保険で教育費も加味しているはずなんです。参考☟

保険見直し【死亡保険Part2】前回【死亡保険Part1】で死亡保険の目的の1つである「死後の整理資金」についての考え方をお伝えしました。参考☟ https://...

という事は、契約者が万が一死亡した時には死亡保険から「教育資金が支払われる」という事です。つまり、契約者が万が一死亡しても払込が免除される必要性はないということです。

②・③についてですが、一般的に学資保険の払込期間とされる15年~18年というのは投資で考えれば中長期の運用期間と考えてよいと思います。そう考えると学資保険のよくて0.54%という利回りは低すぎると私は考えます。

④については、それでも教育資金をリスク商品で運用したくないという方は、預貯金で十分であると思います。先ほどの比較で言えば学資保険との差は18年間で21万円です。月々に計算すると約970円です。つまり毎月1000円多く積立できればそれだけで学資保険より貯蓄できます。18年間元本割れで引き出せないというリスクをとってまで期待するほどのリターンの差ではないということです。

beginner
beginner
なるほど💡リスクをとる・とらないいずれにしても学資保険であるメリットがあまりないという事ですね!
kurisan
kurisan
その通りです!保険もあくまで金融商品の一つですのでしっかりと他の商品と比較してメリットがなければ加入する必要性はありません!
kurisan
kurisan
資産形成の目的をはっきりさせて目的と自分にあった手段を選択するようにしていきましょう!

では今回はこの辺で(@^^)/~~~

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