お金の教室【基本編】

日経平均とTOPIXって何が違うの?

インデックス投資とは指数に連動したファンドということはこれまでの投稿でも解説してきました。その中で代表的な指数としてニュースなどでよく耳にする「日経平均」や「TOPIX」などを例に挙げてきましたが、そもそも日経平均とTOPIXって何が違うの?と思われている方もいらっしゃると思います。

そこで今回はこの2つの指数の違いについて解説していきたいと思います!

<この記事でわかること>
・日経平均とTOPIXの違いとそれぞれの特徴

 

日経平均とは?

kurisan
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まずは日経平均について説明していきますね!
日経平均とは日本経済新聞社が提供する株価指数で、東証1部に上場する銘柄から日本を代表する225社で構成される。

トヨタ自動車やユニクロ(ファーストリテイリング)、パナソニックなど日本を代表するような企業を各業種から225社選んで構成されているのが日経平均です。日経平均はその名の通りシンプルにこの225社の株価の平均で求められます。

日経平均は東証一部上場企業の中から選定された225社の株価の平均で求められる指数のこと

つまり「日経平均=225社の株価の合計÷225」ということです。実際は細かな修正が加えられますが、基本的な考え方はこのような形になります。

これが日経平均ですが、一般的に日経平均は値がさ株の影響を受けやすいという特徴があります。

beginner
beginner
値がさ株?
kurisan
kurisan
値がさ株とは株価の高い株式のことを指します。逆に株価の低い株式のことを低位株と言います。
beginner
beginner
どうして日経平均は値がさ株の影響を受けやすいんですか?
kurisan
kurisan
少し具体例で説明していきますね!

では以下の5社で考えてみたいと思います。いくらからが値がさ株とか低位株とかいう定義はありませんが、このケースで言えば単純にA社は低位株、E社は値がさ株という事になりますね!

A社株価 1万円
B社株価 10万円
C社株価 30万円
D社株価 50万円
E社株価 100万円

この場合、5社の平均株価は38.2万円になります。☟計算式

(1万円+10万円+30万円+50万円+100万円)÷5

ここから低位株・値がさ株が株価に与える影響を考えていきます。

①低位株であるA社の株価が30%下落した場合

A社株価→1万円×70%=7,000円となり、5社の平均株価は38.14万円になります。

A社の株式が30%と大幅に下落しても5社の平均株価に与える影響はわずか0.15%です。

②値がさ株であるE社の株価が30%下落した場合

E社株価→100万円×70%=70万円となり、5社の平均株価は32.2万円となります。

E社の株式が30%下落したことで5社の平均株価は15.7%も下落することになります。

beginner
beginner
なるほど!同じ下落幅でも値がさ株が平均に与える影響は大きいですね!
kurisan
kurisan
現在の日経平均だとファーストリテイリング(ユニクロ)約10%・ソフトバンク約6%・東京エレクトロン約4%で20%ものウェイトを占めています!

日経平均は株価の高い企業の値動きが指数に与える影響(寄与度)が大きい

TOPIXとは?

kurisan
kurisan
続いてはTOPIXについて説明していきますね!
TOPIXとは東証株価指数の事を指し、東証一部に上場する全銘柄を対象とする株価指数のこと。

日経平均が東証一部のうち225社の平均で求められる株価指数であるのに対してTOPIXは東証一部上場の全銘柄約2,000社を対象とした株価指数になります。

TOPIXは企業の時価総額をもとに時価総額加重平均という方法で求められます

難しい計算は覚える必要はありませんが、TOPIXは日経平均のように選ばれた225社の株価の平均ではなく東証一部の全銘柄の時価総額(株価×株式数)をもとに計算されるため、日経平均でウェイトの大きかったユニクロでもTOPIXでは0.37%しかありません。

逆にTOPIXは値がさ株ではなく時価総額の大きな企業のウェイトが大きくなるため、時価総額が大きな大企業の影響を受けやすくなります。

日本で一番時価総額の大きいトヨタ自動車がTOPIXに占めるウェイトは3%程度で、上位10社で約15%程度を占める割合になります。

約2000社のうちの10社で15%なので大企業の占めるウェイトは大きいですが、日経平均程一つの企業が指数に与える影響は大きくないと言えるでしょう!

beginner
beginner
同じようにニュースで聞いたりするけど中身は全然違うんですね!
kurisan
kurisan
そうですね!日本の株価指数の代表的な2つですのでその違いをしっかり覚えておきましょう!

インデクス投資するなら日経平均?それともTOPIX?

beginner
beginner
2つの違いはわかったんですが、インデックス投資をするならどちらの指標に連動するものがいいんですか?
kurisan
kurisan
そうですね。どちらかと言えばTOPIXの方がいいでしょうね!

今までのところでわかるように日経平均はユニクロやソフトバンクなどの個別銘柄の影響が非常に大きくなります。これは良いとか悪いという話ではありません。もちろんユニクロなどが大きく値上がりした場合、日経平均も大きく値上がりします。一方でTOPIXはさほど影響を受けません。個別銘柄の影響は小さく、どちらかと言えばより日本全体の景況感を反映した値動きをしやすいのがTOPIXであると言えます。

つまり、投資の基本である分散投資という視点で言えば個別の銘柄の影響が強く出てしまう日経平均よりも、個別の企業の影響を受けにくく日本全体の景況感を反映したTOPIXの方がよりスタンダードなインデックス投資と言えるのではないでしょうか。

もちろん225社でも十分に分散されていますので日経平均に連動したものがダメだということは全くありません!

毎回最後に同じことをお伝えしますが、大切なことはそれぞれの特徴を理解した上で選択をすることです!←しつこい(笑)

ちなみに日本以外ではS&P500やナスダック総合指数、FTSE100種総合株価指数など代表的な指数はおおよそ時価総額加重平均指数つまりTOPIXと同じです。

日経平均ような株価平均型の指数の代表はダウ平均株価が代表的ものになります。

いかがでしたでしょうか?インデックス投資においてどの指標に連動した投資信託を選ぶかという際には大切なことですので是非覚えておきましょう!

では今回はこの辺で(@^^)/~~~

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