お金の教室【資産形成編】

リバランスの方法 つみたてNISA編

前回はリバランスの方法とiDeCoでのリバランスについて解説いたしました。

リバランスの方法 iDeCo編前回の記事でリバランスの必要性について解説☟しましたが、今回は具体的なリバランスの方法について解説していきたいと思います!また、その中で...

今回はiDeCo編に続いてつみたてNISAでのリバランスについて解説していきたいと思います!

<この記事でわかること>
・つみたてNISAでのリバランス
・面倒くさい方はバランスファンド

 

つみたてNISAでのリバランス

kurisan
kurisan
まずはリバランスを行う上で理解しておきたいつみたてNISAの特徴を整理していきます!
①年間の積立上限額は40万円

②非課税枠は再利用できない

③つみたてNISAの対象には債券ファンドがない

これらの特徴をもとにつみたてNISAでのリバランスについて説明していきます。リバランスの3つの方法については上記iDeCo編の記事で解説していますので参考にされてください。

①年間の積立上限額は40万円

つみたてNISAで1年間に積立できるのは40万円までという上限があります。毎月どれくらいの金額をつみたてしているかにもよりますが、上限がある以上つみたてNISAの枠内だけで単純な買い増しによるリバランスには限界があります。

②非課税枠は再利用できない

つみたてNISAはその年に行った40万円までの投資についての利益は20年間まで非課税という制度です。しかし、20年間の途中で売却をしてしまうとその年の非課税枠は消滅して再利用することは出来ません!

つみたてNISAは20年間非課税というメリットがあるため、スイッチングを行う場合売却益も非課税になります。ただし!売却してしまった場合の非課税枠は再利用出来ません!つまり20年間あるはずの非課税期間をリバランスのために売却することで放棄してしまうことになります。このような仕組みである以上、実質つみたてNISAではスイッチングによるリバランスは出来ないと考えるべきです。

つみたてNISAでのリバランスの方法は配分変更が基本的な方法になります。

③つみたてNISAの対象には債券ファンドがない

説明させて頂いたようにつみたてNISAでは配分変更によるリバランスが基本的な方法になります。配分変更でリバランスを行う場合に債券ファンドがないことで気をつけたい部分がでてきますので、前回の記事での配分変更の例をもと説明していきたいと思います。

例)毎月5万円を株式に3万円(60%)・債券に2万円(40%)ずつ積立投資・上図のように1年後に株式70%・債券30%となった資産配分を配分変更でリバランスする

1年後の評価額は株式42万円(70%)・債券18万円(30%)です。この状態から例えば3か月間は積立額を株式1万円・債券4万円に変更します。

そうすると3か月後の資産額は以下のようになります。

株式:42万円+3万円=45万円

債券:18万円+12万円=30万円

つまり積立額の割合を変更することで3か月後には株式60%(45万円)・債券40%(30万円)へリバランス出来るということです。※3か月間株式・債券の価格が変わらなかった場合

基本的にはつみたてNISAではこのようなリバランスを行うことになります。

ただし、つみたてNISAに債券ファンドがないため債券の積立は特定口座で行うことになります。つまり株式の割合を減らすということはつみたてNISA口座で積立する金額が少なくなるということです!

上記の例で言えば毎月株式へ3万円への積立をしているので1年間でほぼ非課税枠を使用することが出来ますが、3か月間株式への投資割合を1万円へ変更することで1年間でつみたてNISA口座で積立する金額が少なくなるということです。相場によってはリバランスにさらに時間がかかる可能性もあります。

つみたてNISAの非課税枠は余っても翌年以降に繰り越すことが出来ません!
beginner
beginner
なんだかつみたてNISAはリバランスが難しそうですね💦
kurisan
kurisan
そうなんです💦実はつみたてNISAでのリバランスは意外と難しいのでよく考えておく必要があります。

つみたてNISAの非課税枠を活用しながら上手にリバランスをするには?

kurisan
kurisan
それではつみたてNISAの非課税枠を活用しながら上手にリバランスしていく方法について説明していきますね!

積立できる金額を増やすこと!

えっw(゚Д゚)w元も子もないことを言わないでください!!と言われそうですが、あくまでつみたてNISAの非課税枠を最大限生かすためにはという前提での話です。

年間の非課税枠を全て使いきれなくても気にしない!という方は、先ほどのように配分変更でリバランスをすることで全く問題ありません。

例えば、上記の例で毎月10万円積立することが出来れば株式に6万円(つみたてNISA口座で3万円・特定口座で3万円*)・債券に4万円積立することが出来ます。*実際はもっと細かく分けられますが計算を分かりやすくするために3万円ずつとしています。

同じように1年後に株式70%(84万円)・債券30%(36万円)になった資産配分を配分変更でリバランスをする場合、2年目から特定口座で積立している株式の3万円を債券に配分変更すると4か月間で株式60%・債券40%の資産配分に戻ります。※4か月間株式・債券の価格が変わらなかった場合

株式:84万円+12万円(3万円×4か月)=96万円

債券:36万円+28万円(7万円×4か月)=64万円

このようにつみたてNISA口座での株式への積立金額を変更することなくリバランスをすることが出来ます!

つまり、つみたてNISA口座で積立している株式ファンドは一定で積立できるように分母となる積立金額を増やすということです。つみたてNISAで積立できる上限は年間40万円(毎月約33,300円)ですので、どのような資産配分にするかにもよりますが毎月10万円以上積立出来ればこのような形でのリバランスも可能になってくるでしょう!

beginner
beginner
んんん…理屈はわかるけど毎月10万円か…💦
kurisan
kurisan
この方法が正しいわけではありません。ただ積立金額を増やすということは大切ですので固定費の削減など今一度支出の見直しをしてみましょう!
kurisan
kurisan
また、たくさん積立は出来ないけど非課税枠を出来るだけ使いたいという方はバランスファンドも一つの選択肢でしょう!

バランスファンドも選択肢の一つ!

バランスファンドとは一つのファンドの中で国内株式・外国株式・国内債券・外国債券などに一定の割合で分散投資を行ってくれるファンドです。決められた資産配分を保つようにファンド内でリバランスを行ってくれるため投資家がリバランスする手間がかかりません。
beginner
beginner
そんなファンドがあるなら最初から教えてくださいよ~!
kurisan
kurisan
すみません😅まずは理屈を理解することが大切ですから💦大目に見てください(笑)

〇バランスファンド一例

ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)

〇国内株式・先進国株式・国内債券・先進国債券(一部新興国)の4資産に25%ずつ均等に配分

〇信託報酬:0.154%

eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)

〇国内株式・先進国株式・新興国株式・国内債券・先進国債券・新興国債券・国内REIT・先進国REITの8資産に12.5%ずつ均等に配分

〇信託報酬:0.154%

このようなバランスファンドであれば1つのファンドに投資することで、リバランスの必要もないため、配分変更など行わずにつみたてNISAの非課税枠を有効に活用することが出来ます!

ただし、バランスファンドの資産配分がご自身のリスク許容度にあった資産配分であるかどうかは必ず確認するようにしましょう!また、上記で紹介したファンドはバランスファンドの中でも信託報酬が低いものですが、ファンドによっては信託報酬が高い場合もあるので注意が必要です。

 

いかがでしたでしょうか?

今回はつみたてNISAにおけるリバランスのポイントをお伝えしてきました。iDeCoのようにスイッチングがおすすめ!と言えないところがつみたてNISAでのリバランスの難しいところです。

ご自身の状況にはどのような方法が適しているのかをしっかりと考えた上で計画的な資産形成を行っていきましょう!

では今回はこの辺で(@^^)/~~~

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