お金の教室【資産形成編】

リバランスの方法 iDeCo編

前回の記事でリバランスの必要性について解説☟しましたが、今回は具体的なリバランスの方法について解説していきたいと思います!また、その中でもiDeCoのリバランス方法についてそのポイントを解説していきたいと思います!

リバランスとは?以前にiDeCoの記事を投稿した際にリバランスについて簡単に触れましたが、今回はリバランスとは何か?その必要性なども含めてもう少し詳しく...
<この記事でわかること>
・リバランスの方法
・iDeCoにおけるリバランスの方法

 

リバランスの方法

kurisan
kurisan
まずはリバランスの基本的な3つの方法について説明していきます!

〇リバランスの方法

①単純な買い増しによるリバランス

②資産額調整によるリバランス(スイッチング)

③積立額調整によるリバランス(配分変更)

前回と同じようで以下のように株式60%・債券40%で始まった投資が1年後に株式70%・債券30%になったものをリバランスするという前提でそれぞれの方法を解説していきたいと思います。

①単純な買い増しによるリバランス

この方法は割合が少なくなった資産を単純に買い増すことで資産割合を調整する方法の事です。

例)毎月5万円を株式に3万円(60%)・債券に2万円(40%)ずつ積立投資

投資元本は60万円(5万円×12か月)なので、1年後の評価額は株式が42万円(70%)・債券が18万円(30%)となります。

この場合、債券の割合を40%に戻したいので不足分を買い増します。

・株式42万円が60%になるために必要な全体の資産額

→42万円÷0.6(60%)=70万円

・現在の投資元本からの不足額

→70万円-60万円=10万円

つまり10万円分債券を買い増しすること株式60%(42万円)・債券40%(28万円)へリバランスが出来るということです。

②資産額調整によるリバランス(スイッチング)

この方法は前回の記事でも紹介していた方法ですが、割合の増えた資産を売却して割合の減少した資産を買います方法です。

①と同じ事例で考えると、1年後の株式42万円のうち6万円分を売却して、債券を6万円分追加で購入することで株式60%(36万円)・債券40%(24万円)へリバランスが出来るということです。

③積立額調整によるリバランス(配分変更)

この方法はこれから積立する積立額を調整することでリバランスをする方法です。

これも同じく①の例で考えていきます。

1年後の評価額は株式42万円(70%)・債券18万円(30%)です。この状態から例えば3か月間は積立額を株式1万円・債券4万円に変更します。

そうすると3か月後の資産額は以下のようになります。

株式:42万円+3万円=45万円

債券:18万円+12万円=30万円

つまり積立額の割合を変更することで3か月後には株式60%(45万円)・債券40%(30万円)へリバランス出来るということです。※3か月間株式・債券の価格が変わらなかった場合

〇それぞれの方法のメリット・デメリット

メリット デメリット
①単純な買い増しによるリバランス 売却による課税・手数料などが発生しない 積立額が大きくなると追加で買い増しする金額の負担が大きくなる
②資産額調整によるリバランス 追加の金額の負担が必要ない 売却による課税・手数料などが発生する
③積立額調整によるリバランス 追加の金額負担や売却による課税・手数料の負担が発生しない リバランスに時間がかかる

 

beginner
beginner
リバランスにもいくつか方法があるんですね!
kurisan
kurisan
そうですね!それぞれの特徴をよく理解してどのようなリバランス方法がいいのかを選択していかないといけませんね!

iDeCoのリバランス方法

kurisan
kurisan
続いては具体的にiDeCoのリバランス方法について説明していきますね!

iDeCoにおけるリバランスを考える上でiDeCoの以下の特徴を理解する必要があります。

・拠出上限額が決まっている

・運用益が非課税である

まず拠出上限額が決まっているということは上記で説明した①単純な買い増しによるリバランスが出来ないということです。

ですのでiDeCoでは自動的に②スイッチング③配分変更でのリバランスしか出来ないということになります。

2つのうちiDeCoでのリバランスはスイッチングがおすすめ!

その理由は運用益が非課税であるからです!

上記でも説明しましたがスイッチングを行う場合、評価額の増加した資産を売却して減少した資産を買い増しするため、通常売却時に20.315%が課税されてしまいます(NISA・つみたてNISAなどの非課税口座除く)

いくらリバランスの為とは言え、毎年せっかく増えた資産を売却して課税されていては運用効率が非常に悪くなるため、よほどのことがない限りスイッチングによるリバランスは現実的ではありません。

しかし、iDeCoでは運用益が非課税という特徴があるため、スイッチングによるリバランスを行っても売却益に課税がされません!また基本的にスイッチングに手数料はかかりませんのでiDeCoであれば税金や手数料なくスイッチングが可能です!

商品によっては信託財産留保額(売却時にかかる手数料)がかかるものもあるので注意が必要です!

上述の通り、iDeCoでは③配分変更によるリバランスも可能です。配分変更も積立金額を変更するだけですのでもちろん手数料はかかりませんが、リバランスするまでに時間がかかってしまいます。

信託財産留保額への注意は必要なものの運用益が非課税というのは非常に大きなメリットであるため、iDeCoでのリバランスを行う場合はスイッチングがおすすめでしょう!

beginner
beginner
iDeCoであればスイッチングによるリバランスがとてもやりやすくていいですね!
kurisan
kurisan
そうですね!iDeCoの特徴を考えればiDeCoにおけるスイッチングはすごくメリットがありますね!

いかがでしたでしょうか?

iDeCoを始められた方やこれから始められる方はスイッチングを活用して(もちろん配分変更もOK)定期的にリバランスをしながら自分にとって適切なリスクで資産形成できるようにしていきましょう!

次回はつみたてNISAにおけるリバランスについて解説していきたいと思います!

では今回はこの辺で(@^^)/~~~

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