お金の教室【資産形成編】

そもそもiDeCoってなに?【後編】

前回の投稿に引き続いて今回もiDeCoについて解説していきたいと思います。

前回の記事ではiDeCoの概要とメリット・デメリットについて解説させていただきました。参考☟

そもそもiDeCoってなに?①NISAやiDeCoなどよく聞くようになった制度ですが、まだよくわからないという方もいらっしゃると思います。NISAについて知りたいとい...

今回の記事では前回説明しきれなかった「手数料」についてや「運用管理機関」の選び方そして「2022年のiDeCo改正」などについて解説していきたいと思います。

<この記事でわかること>
・iDeCoにかかる手数料
・運用管理機関の選び方
・2022年iDeCo改正のポイント

 

iDeCoにかかる手数料

kurisan
kurisan
前回の記事でiDeCoには以下の4つの手数料がかかることを説明しましたが今回は一つずつその詳細を確認していきますね

〇iDeCoにかかる手数料

①加入時②運用期間中③移管時④受取時

①加入時手数料

iDeCoに加入する際に初回のみかかる手数料です。手数料は「2,829円」です。

②運用期間中の手数料

②-1 国民年金基金連合の加入者手数料・事務委託先金融機関(信託銀行)向け手数料

・国民年金基金連合の加入者手数料…掛金の払込の都度「105円」

・事務委託先金融機関(信託銀行)向け手数料…掛金の払込に関係なく月額「66円」

iDeCoで毎月積立をした場合毎月上記の手数料「171円」がかかります。また、仮に途中でiDeCoの積立を中止した場合でも事務委託先金融機関向け手数料は発生しますので、積立をしていなくても「66円」は必ず毎月の手数料として差し引かれます。

②-2運営管理機関ごとの口座管理手数料

②-1の手数料は制度上必ずかかる手数料ですが、それと合わせて運営管理機関(金融機関)によっても口座管理手数料がかかる場合があります。

beginner
beginner
iDeCoって結構手数料がかかるんですね💦
kurisan
kurisan
そうですね💦その分税控除が大きいというメリットがありますが、運用期間中の手数料は運営管理機関(金融機関)により異なるので特に注意が必要です!
beginner
beginner
そんなに違うものなんですか?
kurisan
kurisan
運営管理機関(金融機関)としては手数料を0円として手数料が最低の171円のところから高いところでは500円以上かかるところもあります!
beginner
beginner
えっ💦500円以上のところもあるんですか💦
kurisan
kurisan
そうなんです!なので運営管理機関(金融機関)を選ぶ上で手数料はとても大切なポイントです!

iDeCoは老後の資産形成を目的とした制度の為、この数百円の差が長期になるとかなり大きな差になってきますので要注意です!

例)手数料171円と480円で30年間iDeCoで積立をした場合の比較

・171円×12か月×30年=61,560円

・480円×12か月×30年=172,800円 +111,240円

30年間積立をするとなんと手数料だけで111,240円もの差がでてしまいます。

資産形成の基本は払わなくていい手数料は払わないことです!運用管理機関(金融機関)を選ぶ際には手数料の安い金融機関を選択しましょう!

③移管時手数料

これは運営管理機関(金融機関)を変更する際にかかる手数料です。0円のところもありますが、4,400円かかるところもあります。

しかし、運営管理機関(金融機関)をころころ変えることはあまりないのでそこまで気にする必要はないかと思います。大切なのは途中で変更したいと思わないように最初にきちんと運営管理機関(金融機関)を選択することですね!

④受取時手数料

これは60歳以降に受け取る場合にかかる事務委託先金融機関(信託銀行)に支払う手数料で、振込の都度「440円」かかります。振り込みの都度ですので年金として受け取る場合には毎回「440円」必要になります。

そう考えると退職金制度がない方であれば「退職所得控除」を利用して一時金で受け取った方が良いでしょう!

退職金がある方でも金額や時期によって一時金の方が有利になる場合もありますので、会社員や公務員の方はお勤め先の退職時期や退職金制度についてもしっかりと理解しておくことが大切でしょう。

このようにiDeCoには様々な手数料がかかることもしっかりと理解しておくことが大切です。そしてその中でも②運用期間中の手数料は運営管理機関(金融機関)選びにおいて一番重要なポイントですので手数料が高いところを選ばないように気をつけましょう!

iDeCoの運用商品は投資信託が主ですので、投資信託にかかる信託報酬などは別途かかります。

おすすめの運用管理機関(金融機関)

kurisan
kurisan
おすすめの運用管理機関(金融機関)はSBI証券と楽天証券です!
beginner
beginner
確かつみたてNISA口座でもSBI証券と楽天証券がおすすめでしたよね!
kurisan
kurisan
そうですね!iDeCoやつみたてNISAはもちろんその他の手数料や商品ラインナップを見てもこの2つの会社がやはりおすすめです!

基本的にはこの2社であればどちらでもいいと思います。私は楽天経済圏の人間なので楽天証券を使用しています( ´∀` )

iDeCo改正のポイント

kurisan
kurisan
2022年からiDeCoのルールが一部改正されるのでここではそのポイントを解説していきます!

〇iDeCo改正のポイント

①iDeCoの加入できる年齢が拡大!

②企業型確定拠出年金加入者もiDeCo加入が可能に!

①iDeCoの加入できる年齢が拡大!60歳→65歳へ

前回の記事で解説したように現在の制度では60歳までの方しかiDeCoに加入することができませんでしたが、今回の改正で60歳以降でも厚生年金や国民年金を収めている方であれば65歳まで加入することが可能になりました!

もちろん65歳まで公的年金を収めることが前提ですが、例えば現在50代の方などで60歳までだと運用期間も短くiDeCoの加入を見送っていた方も加入の検討をしてみても良いのではないでしょうか!

また、加入対象年齢の拡大に合わせて、受取年齢も70歳から75歳へと変更になりました。ただし、iDeCoは公的年金と違い受け取りを繰り下げたとしても受取額が自動的に増えることはありません(運用による)

ですので運用結果にもよりますが、もし年金の繰り下げ受給を検討される場合はまずはiDeCoを受け取って公的年金を繰り下げる方がいいでしょう!

公的年金は受け取りを5年繰り下げる(65歳→70歳)と年金額が42%も増えます!

②企業型確定拠出年金加入者もiDeCo加入が可能に!

現在でも企業型確定拠出年金の加入者でも企業が認めていればiDeCoに加入することが出来ますが、企業型確定拠出年金を導入している企業でそのような企業はほとんどありませんでした。

ですので、企業型確定拠出年金の加入者はiDeCoに加入することが出来ないのが現状です。それが2022年からは希望すれば誰でもiDeCoに加入することが出来るようになりました!

ただし以下のような条件があります。

⑴マッチング拠出との併用はできない

⑵企業の拠出金額が上限に達している場合は加入できない

⑶拠出できる金額に上限がある

⑴マッチング拠出との併用はできない

マッチング拠出とは企業型確定拠出年金の加入者が企業が拠出する金額に上乗せして加入者自身が掛金を拠出する事

加入者自身が掛金を拠出するということはつまり「個人型」と同じなのでiDeCoとの併用が出来ないという事です。

⑵企業の拠出金額が上限に達している場合は加入できない

企業型確定拠出年金制度では拠出できる掛金に上限が設けられています。

企業型確定拠出年金制度のみの企業の場合…拠出できる限度額:55,000円

企業型確定拠出年金と厚生年金基金や確定給付型年金がある企業の場合…拠出できる限度額:27,500円

お勤め先の企業がいずれの制度をとっているにせよ、掛金が上記の金額に既に達している場合にはiDeCoへの加入が出来ません。

⑶拠出できる金額に上限がある

企業型確定拠出年金に加入している方がiDeCoに拠出できる上限は以下の通りです。

企業型確定拠出年金制度のみの企業の場合…拠出できる限度額:20,000円

企業型確定拠出年金と厚生年金基金や確定給付型年金がある企業の場合…拠出できる限度額:12,500円

ただし、⑵上限額を超えての拠出は出来ません!

例えば、企業型確定拠出年金制度のみの企業にお勤めの加入者が企業型で40,000円拠出してもらっている場合、iDeCoで拠出できる金額は

55,000円-40,000円=15,000円となります。※20,000円までの拠出は出来ない!

とは言え、今まで加入できなかった方が加入できるようになるというのは非常に大きなメリットになります!

企業型確定拠出年金制度に加入しているためにiDeCoへの加入を諦めていた方は2022年以降、iDeCoをスタートしましょう!

beginner
beginner
改正でよりiDeCoに加入できる方が増えたんですね!
kurisan
kurisan
そうですね!今までiDeCoへの加入を諦めていた方も検討できるようになったのでよかったと思いますね!

今回は前回説明が出来なかったiDeCoの手数料についての詳細や2022年の改正について解説させていただきました!

これから始める方も改正で新しく始めようという方も(もう少し先ですが)参考にしていただければ幸いです!

では今回はこの辺で(@^^)/~~~

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA